中板橋のアジャスト接骨院(手の痺れ)
2021/12/17
ブログ
中板橋のアジャスト接骨院に、手の痺れを訴えられた患者さんが先週来られました。在患さんのご紹介で、そのお母さまです。
問診をとると、左手全体が痺れるとの事。整形外科では「ストレートネックが原因ではないか?」と言われたそうです。まず首の骨を圧迫してみました。「首が原因だ!」と確信できる反応は出ません。
次に握力をチェックしてみました。右手と左手でギュッと握手してもらいます。左右とも筋力にそれほどの差はありません。という事は運動神経は正常です。
次は肋骨と肩甲骨を繋ぐ小胸筋を伸ばすテスト、その次は鎖骨・第一肋骨の間を狭めるテストを実施。どちらも腕の神経の通り道です。小胸筋テストが一番強い反応がありました。
仰向けに寝てもらい、脇から指で患者さんの小胸筋を押すと「先生、一番強く痺れが出ます!」との反応。あとはこの筋肉をゆっくりマッサージしていきました。
施術が終わりました。立って頂くと、「痺れが取れてる!」とのコメントを頂きました。
よく問診で(痺れ)というワードが出ると背骨や頸椎の神経根症状を疑う治療家さんが多いですが、同時に筋力低下が起こっていないのであれば、背骨以外にも可能性がある、という事は頭にいれておくべきだと思いました。